「ターミナル駅」と聞いて、どの駅が思い浮かびますか?
※アイキャッチ画像は、赤レンガ駅舎で有名な東京駅(夜)です。
東京駅、大阪駅、名古屋駅、札幌駅、などが思い浮かびますか?
・・・そもそも、「ターミナル駅」とは何か?
Wikipediaよると「路線及び列車運行の発着点」という意味だそうですが、例えはあるが、明確に「どこの駅か」というのは定義はないようです。
ターミナル駅は、自分のイメージ?
「ターミナル駅」と言われて、人によって挙げる駅が違うと思うのですよね。
例えば、関東在住の人であれば、東京駅や上野駅、新宿駅を挙げる人もいれば、関西在住の人は、大阪駅あるいは京都駅を挙げるかもしれません。
人それぞれ、その駅に対するイメージは違うと思います。(出身地によっても)
私の主観となりますが、首都圏の主要駅(山手線上の駅を挙げました)のターミナル感を3段階(A~C)で纏めてみました。(繰り返しますが、あくまで主観です。)
■首都圏主要駅のターミナル感
駅名 | ターミナル感 | 起点列車(路線) |
1.東京駅 | A(高い) | 各方面の新幹線、JR中央線、京葉線、東海道線(特急踊り子、サンライズ瀬戸・出雲) |
2.上野駅 | C(低い) | 特急草津、スワローあかぎ、寝台特急カシオペア(2016年3月で運行終了) |
3.池袋駅 | B(普通) | 東武東上線、西武池袋線 |
4.新宿駅 | B(普通) | JR中央線特急(あずさ、かいじ…一部、東京または千葉始発あり)、京王線 |
5.品川駅 | C(低い) | 上野東京ライン(JR常磐線直通列車のみ) |
上記表について。
「起点列車(路線)」というのは、項目名の通り、その駅を起点とする列車(路線)のことですが、複数の路線を跨ぐ直通列車(例:横須賀線~総武快速線など)は、起点列車として定義していません。
以下、ターミナル感の判断基準的なもの。
1.東京駅
全ての新幹線(九州新幹線を除く)の起点となる最重要の役割を担うターミナル駅。在来線については、上野東京ライン開業に伴い、東京駅を「経由」する列車が増えたため、在来線のターミナル感は若干薄れたが、それでもターミナル感の高さは揺るぎない。文句なしの「A(高い)」。
2.上野駅
言わずと知れた「北の玄関口」。かつては、多くの特急列車、寝台特急が上野駅を起点としていたが、現在はその本数は激減。東京駅と同じく、上野東京ライン開業に伴い、上野駅を「経由」する列車が増えた。それでもターミナルな雰囲気は残しているが・・・時代の流れには勝てないか。泣く泣く「C(低い)」にした。
3.池袋駅
多くの乗降客数を誇るターミナル駅。その利用者数は東京駅を超える。JR的にはターミナル感は無い。起点列車は主に私鉄が2路線あるので、「B(普通)」とした。
4.新宿駅
日本にとどまらず、世界一の乗降客数を誇る。個人的には、特急あずさ号のイメージとインパクトが強いので、「B(普通)」とした。
5.品川駅
上野東京ライン開業に伴い、上野から直通してくる常磐線の起点駅(正確には「常磐線」の起点は日暮里らしいのだが・・・)となったが、品川発着は一部列車のみ。品川駅が「ターミナル」となるのは、まだこれからかなという所感。そのため「C(低い)」とした。
やはり、「ターミナル感」は東京駅が強いです。日本中どこから新幹線に乗っても、行き着く先は「東京駅」。
多くの新幹線達が集う、東京駅の新幹線ホームが大好きです。笑。