
酒田(さかた/Sakata)
JR東日本:羽越本線(陸羽西線直通含む)
【酒田駅訪問日:2022年10月】

山形県北西部、庄内地方の中心都市・酒田市に位置する駅で、羽越本線が乗り入れる。さらに、陸羽西線の一部列車が余目駅から羽越本線に乗り入れ、当駅まで運行されている。
庄内地方における鉄道の拠点駅であり、新潟駅と秋田駅を結ぶ特急「いなほ」が全列車停車するほか、観光列車「海里」(新潟方面)の発着駅ともなっている。
西側に駅舎を有する地上駅で、単式ホーム1面1線(1番線)、島式ホーム1面2線(2・3番線)、および切り欠きホーム(0番線)を備える、計2面4線の構造となっている。単式ホームと島式ホームは跨線橋で結ばれている。
1番線は駅舎に面しており、改札口と直結する主要動線のホームとなっている。0番線は単式ホームの村上方を切り欠いた位置に設けられており、主に陸羽西線直通列車が発着する。
また、単式ホームは秋田方でも切り欠かれており、酒田港線へと続く貨物列車用の発着線が2線設けられている。旅客駅としての機能に加え、港湾輸送を担う貨物拠点としての側面も垣間見える構造となっている。




先述の通り、特急「いなほ」は全列車が当駅に停車し、一部列車は当駅を始発・終着として運行されている。2026年4月現在のダイヤでは、新潟駅〜酒田駅間が1日5往復、新潟駅〜秋田駅間が2往復の計7往復が設定されており、半数以上が酒田駅止まりとなっている。
普通列車については、当駅を境に運行系統が分断されており、新潟方面・秋田方面ともに全列車が当駅で折り返す運行形態となっている。このため、羽越本線を通しで移動する場合は、当駅での乗り換えが基本となる。
また、陸羽西線へ直通する列車は新庄駅まで運行されている。陸羽西線は2022年5月よりバス代行輸送が実施されていたが、2026年1月16日に全線で運転が再開され、当駅発着の直通列車も復活した。




駅前では再開発事業が進められており、近年では2022年に酒田駅前交流拠点施設「MIRAINI(ミライニ)」が開業した。酒田市立中央図書館や観光案内所、広場、立体駐車場といった公共施設に加え、ホテルやレストランも併設されており、地域住民や観光客が集う交流拠点となっている。
観光スポットとしては、米どころ庄内を象徴する存在として知られる「山居倉庫」がある。駅前からは路線バスが運行されているほか、レンタサイクルが無料で利用可能であり、自転車の場合は15分ほどのアクセスとなっている。

