今春、新京成線が1日乗り放題となる『春のおでかけ1日乗車券』が期間限定で発売される。また、従来の紙券だけでなく、デジタルチケット形式(スマートフォンアプリ「RYDE PASS」)でも利用できるようになった。普段、新京成線を利用されない方も今回の機に春の新京成沿線巡りの旅に出かけてみてはいかがだろうか。
新京成電鉄新京成線とは
新京成電鉄新京成線とは、千葉県の松戸駅と京成津田沼駅を結ぶ路線であり、日中時間帯の一部列車は京成千葉線と相互直通運転を実施している。
起点の松戸駅はJR常磐線、終点の京成津田沼駅は京成本線・京成千葉線との接続駅であるほか、八柱駅はJR武蔵野線(新八柱駅)、新鎌ヶ谷駅は東武野田線(東武アーバンパークライン)・北総鉄道北総線・成田スカイアクセス線、北習志野駅は東葉高速鉄道線、新津田沼駅はJR総武線(津田沼駅)との接続駅となっている。

『春のおでかけ1日乗車券』の概要
利用可能な路線
新京成電鉄新京成線の全線が1日乗り放題となる。
販売要項
- 価格
おとな:500円、こども:250円 - 利用期間
2023年3月20日(月) 〜 4月23日(日) における1日間 - 発売枚数
①紙券
おとな:2,000枚、こども:500枚
②デジタルチケット
販売枚数の制限なし - 発売場所
①紙券
新京成線の各駅(京成津田沼駅を除く)
※上本郷、松戸新田、みのり台、北初富、初富、三咲、滝不動、高根木戸、習志野、前原の各駅での発売は7時から22時まで
②デジタルチケット
スマートフォンアプリ「RYDE PASS」にて購入
※ふなっしートレインは3月末頃まで運行予定
新京成線の運賃と1日乗車券を使用した場合の比較
1日乗車券を使用することで、新京成線をどこまでお得に乗り倒せるだろうか?
新京成線の初乗り運賃は147円(IC料金)であるため、4回以上途中下車をすれば、1日乗車券の元が必ず取れることになる。また、始発・終着駅の松戸〜京成津田沼間の場合は1往復で元を取ることができる。
ちなみに、新京成線は他の大手鉄道路線と比べて運賃が安く、松戸〜京成津田沼間と同じ距離(26.5km)を京成電鉄の路線で乗車した場合、新京成線が262円に対し、京成電鉄の運賃は440円となる。
主要駅区間 | IC運賃 |
---|---|
松戸〜八柱 | 147円(初乗り運賃) |
松戸〜新鎌ヶ谷 | 199円 |
松戸〜北習志野 | 242円 |
松戸〜京成津田沼 | 262円 |
新鎌ヶ谷〜京成津田沼 | 220円 |