新神戸駅(兵庫県)

駅名

新神戸駅(しんこうべえき)

乗り入れ路線

JR西日本:山陽新幹線(東海道新幹線、九州新幹線直通列車含む)
神戸市営地下鉄:西神・山手線、北神線

駅詳細

新神戸駅 駅舎
新神戸駅 駅舎

兵庫県神戸市にある山陽新幹線と神戸市営地下鉄の駅で、神戸市の中心市街地(三宮周辺)の北寄り約1kmの六甲山の麓に位置している。

神戸市における新幹線の玄関口であるが、在来線は乗り入れておらず、JRの駅としては新幹線の単独駅となっている。そのため、当駅に乗り入れている神戸市営地下鉄または路線バスが、在来線が発着する三ノ宮駅に連絡する役割を担っている。

*三宮は徒歩圏内であり、当駅から徒歩で約20分程である。

新幹線は、相対式ホーム2面2線の高架駅。駅の背後(北側)には六甲山が連なっており、ホームが六甲山を貫く2つのトンネル(西明石寄りが神戸トンネル、新大阪寄りが六甲トンネル)の間に設置されている。また、通過線が設けられておらず、列車の待避を行うことは出来ない。(*当駅と同様な構造として、東海道新幹線の熱海駅が該当する)

東海道新幹線に直通する「のぞみ」「ひかり」、九州新幹線に直通する「みずほ」「さくら」を含む全ての旅客列車が当駅に停車する。上り方面の「こだま」は全列車が新大阪止まりとなっている。以前は通過列車が設定されていたが、2003年の品川駅開業に伴うダイヤ改正により、全列車が当駅に停車する様になった。

前述の通り、当駅には在来線が接続していないため、神戸市内発着の乗車券に限り、JR神戸線の三ノ宮駅・元町駅・神戸駅・新長田駅での途中下車が特例として認められている。(*乗り継ぎに利用した地下鉄やバスなどの運賃は別途必要)

新幹線のりば
新幹線のりば①
新幹線のりば
新幹線のりば②(奥は神戸トンネル)

神戸市営地下鉄は、相対式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線を有する計2面3線の地下駅。西神・山手線と北神線の境界駅であるが、北神線の谷上方面からの全列車が西神・山手線の三宮方面に、西神・山手線の三宮方面からの約半数の列車が北神線の終着・谷上駅まで直通運転を実施している。

北神線から神戸電鉄有馬線を経由(谷上駅で乗り換え)することで、有馬温泉駅(日本三名泉で知られる『有馬温泉』の最寄駅)へのアクセスが可能であり、当駅からは約30分程の所要時間である。

新幹線 改札口
新幹線 改札口
神戸市営地下鉄 改札口
神戸市営地下鉄 改札口

(新神戸駅訪問日:2022年8月)