■東北・新潟沿岸を巡る旅 Part7■

前回:東北・新潟沿岸を巡る旅(Part6)@男鹿ナマハゲに出会う

 

旅は7日目(最終日)。岩手県の久慈駅からの「北海道&東日本パス」の利用は4日目。

出発地は新潟県の村上。JR羽越本線、信越本線、上越線を乗り継ぎ、越後湯沢へ(北海道&東日本パスの利用はここまで)。

越後湯沢からは上越新幹線で、最終目的地である上野を目指す。

行程マップ(村上〜新潟〜越後湯沢〜上野)
行程マップ(村上〜新潟〜越後湯沢〜上野)

まずは村上観光から。

日本で最初の鮭の博物館「イヨボヤ会館」へ。「イヨボヤ」とは村上の方言で鮭のことをいう。

【画像】イヨボヤ会館 外観
【画像】イヨボヤ会館 外観

イヨボヤ会館では、三面川(みおもてがわ)の鮭の生態や文化、歴史を知ることができる。鮭のミニ孵化場や、三面川を泳ぐ鮭をガラス越しに観察できるので、水族館好きな人はより一層楽しめる施設ではないだろうか。

【画像】イヨボヤ会館 館内
【画像】イヨボヤ会館 館内

イヨボヤ会館から村上の街並み見学も兼ねて、徒歩で村上駅へ。少し遠回りしたせいか30分くらいかかった。じっくりと街並みを見学したかったが、時間が迫っていたので断念。

【画像】村上駅前
【画像】村上駅前

羽越本線の普通列車に乗車し、新潟駅を目指す。新潟駅からは信越本線に乗り換え、長岡駅へ。

【画像】羽越本線・新潟行き(村上駅にて)
【画像】羽越本線・新潟行き(村上駅にて)

村上駅から羽越本線、信越本線を乗り継ぐこと約3時間、長岡駅に到着。長岡駅のオシャレな駅名標に書かれている「越乃Shu*Kura」とは、上越妙高駅〜十日町駅間を走る観光列車で、新潟県が日本酒の醸造が盛んで「地酒王国」として知られることにちなんで「酒」をコンセプトとして企画された列車である。

【画像】長岡駅 駅名標
【画像】長岡駅 駅名標

長岡駅から上越線に乗り、越後湯沢駅へ。1時間20分程で越後湯沢駅に到着。岩手県の久慈駅から使用開始した「北海道&東日本パス」の利用はここまで。

【画像】上越線(越後湯沢駅にて)
【画像】上越線(越後湯沢駅にて)

越後湯沢駅にある巡って楽しい、新潟県の名産が揃うお土産フロア。駅構内の「CoCoLo湯沢・がんぎどおり」。帰路につくにあたり、お土産はここで購入するとよいだろう。

【画像】CoCoLo湯沢・がんぎどおり
【画像】CoCoLo湯沢・がんぎどおり

この旅の最後の締めくくりは上越新幹線。新幹線に「北海道&東日本パス」は使用できないので、新幹線の特急券と乗車券を購入。

【画像】越後湯沢駅 新幹線改札口
【画像】越後湯沢駅 新幹線改札口

MAXとき号で上野駅へ。1時間20分ほどで最終目的地である上野駅に到着。長い時間、普通列車(または快速列車)ばかりに乗っていたので、新幹線の速さに感心。

【画像】上越新幹線MAXとき・東京行き
【画像】上越新幹線MAXとき・東京行き

「北海道&東日本パス」の使用可能な残り日数はあと3日あるが、旅行で使用するのは今回で最後となる。今回の旅で「北海道&東日本パス」を使用した区間は以下の通り。

□「北海道&東日本パス」による移動(計4日間)

  • 1日目
    久慈→青森(JR八戸線、青い森鉄道線)
  • 2日目
    青森→五所川原(JR奥羽本線、五能線)
    五所川原→秋田(JR五能線・リゾートしらかみ)
  • 3日目
    秋田→男鹿→秋田(JR男鹿線)
    秋田→村上(JR羽越本線・きらきらしらかみリレー号)
  • 4日目
    村上→越後湯沢(JR羽越本線、信越本線、上越線)
  • 4日間合計
    16,170円(通常運賃)/817.9km(移動距離)

「北海道&東日本パス」の値段が10,850円なので、今回の旅の使用分だけで、5,860円も得に周ったことになる。

時間に余裕があれば、直江津や長野の方まで行きたかったが、またの機会としよう。

北海道&東日本パス 使用区間
北海道&東日本パス 使用区間