2019春、「北海道&東日本パス」を使用した東北地方ローカル列車の旅(Part2)。
前回:我孫子から常磐線でいわき〜仙台へ(代行バス区間含む)【2019春①】
3日目は仙台からスタート。
【3日目】女川観光、北上を経由して秋田県の横手へ
まずは、仙石東北ライン(特別快速)で石巻へ。
石巻で石巻線・女川行きに乗り継ぎ、石巻線の終着駅である女川に到着。
女川駅は三陸地方南部に位置する女川町にある駅であり、東日本大震災の津波により被害を受けたが、2015年3月に新駅舎(現在の駅舎)が完成した。(震災前より約200メートル内陸側に移設)
駅舎内には土産物屋と温泉施設「女川温泉ゆぽっぽ」が併設されている。
女川駅前の「シーパルピア女川」。カフェ、雑貨屋、食事処など、多くのテナント型商業施設が立ち並んでいる。
シーパルピア女川内にある「お魚いちば おかせい」で昼食。女川と言えば海鮮!・・・ということで海鮮盛りだくさんの特選女川丼を注文。値段は少々貼るが、食べて良かったと思える大満足な一品(^^)
女川駅から再び石巻線に乗車。
東北本線、陸羽東線との乗換駅、小牛田に到着。
小牛田から、東北本線の下り列車に乗車し、一ノ関方面へ。
一ノ関で盛岡行きの普通列車に乗り継ぎ、北上で下車。
北上で北上線の横手行き列車に乗り換え。
北上から1時間20分(女川からは約3時間)、3日目の最終目的地である秋田県の横手に到着。
秋田県東南部に位置する横手市は、かまくらや、横手焼きそばで有名である。特に横手焼きそばは、日本三大やきそばの一つ(ほか、富士宮やきそば・上州太田焼きそば)であり、ご当地グルメ(B級グルメ)として知られている。(今回は、横手焼きそばは食べられなかったが・・)
3日目は、横手駅近くの旅館に宿泊。
【4日目】横手散策、新庄・山形→新幹線で東京へ
4日目、この日が最終日である。
横手駅から徒歩10分程の場所にある「ふれあいセンターかまくら館」へ。常時マイナス10℃程に保たれたかまくら室では、 横手の雪を使って作った本物の「かまくら」を1年中体験することができる。また、ふれあいセンターかまくら館内にある横手市観光協会の売店では、横手の特産品といった土産物が販売されている。
横手から奥羽本線に乗車し、新庄方面へ。
横手から1時間20分程で、新庄に到着。
新庄は山形新幹線の終着駅である。最終日である本日は、山形新幹線で一気に東京まで帰る計画なのだが、新幹線は新庄からではなく、山形から利用することにした。(少しでも多く、普通列車の移動距離数を増やしたいため)
次に発車する奥羽本線(山形線)普通列車の山形行きまで時間があるため、ホームに停車中の「つばさ」に見とれつつ、一旦改札口を出る。
新庄駅に隣接する最上広域交流センター「ゆめりあ」内にある「もがみ体験館/新庄・最上 漫画ミュージアム」。新庄最上地域にゆかりのある漫画家の作品の原画やグッズが展示されている。ファンの方は必見である。
奥羽本線(山形線)の普通列車に乗車し、山形へ。今回の「北海道&東日本パス」を使用した東北地方の旅としては、普通列車による最後の移動となる。
新庄から1時間20分程で、山形に到着。
帰路に就くため、山形駅の新幹線ホームへ。新幹線や特急列車には「北海道&東日本パス」は使えないため(無効)、乗車券と新幹線特急券は購入する必要がある。
山形駅は新幹線と在来線とでホームが分かれており、新幹線に乗り換えるためには、新幹線乗り換え専用改札口を経由する必要がある。
山形駅の新幹線ホーム。
新幹線に乗る直前というのは毎度、気が高鳴ります(笑)
山形新幹線「つばさ」に乗車し、東京へ。
山形始発だったので、早めに並んで自由席を確保。
山形から2時間40〜50分程で東京に到着。
東京駅の到着をもって、今回の旅は終了。
「北海道&東日本パス」を使用した移動の概略は以下の通り。
■1日目
横芝→佐倉(総武本線)
佐倉→成田(成田線)
成田→我孫子(成田線・我孫子支線)
我孫子→広野(常磐線)
*1日目移動距離:278.6km
■2日目
広野→富岡(常磐線)
富岡→原ノ町(JR代行バス)
原ノ町→仙台(常磐線)
*2日目移動距離:128.9km
■3日目
仙台→石巻(仙石東北ライン)
石巻→女川(石巻線)
女川→小牛田(石巻線)
小牛田→北上(東北本線)
北上→横手(北上線)
*3日目移動距離:262.3km
■4日目
横手→新庄(奥羽本線)
新庄→山形(山形線)
*4日目移動距離:141.2km
◇総移動距離:811km
2019春、「北海道&東日本パス」を使用した東北地方ローカル列車の旅
– 完 –