前回：【３日目】青春１８きっぷ（２０１６春）＠草津（滋賀県）～姫路城～福山（広島県）
青春１８きっぷ（２０１６春）旅行の４日目。この日が最終日となる。
東京を出発して３日目。新幹線と特急列車を利用せずに、広島県（福山市）まで来たが、青春１８きっぷでこんなに遠くに来たのは今回が初めてである。
福山から更に西へ、一気に下関まで行ってみようか？（福山から６時間くらいかかる）
・・・とも考えたが、倉敷まで戻り、倉敷美観地区を観光することにした。
この日は晴天に恵まれた。倉敷に向かう前に、福山城を見学。福山城は福山駅の目の前にあり、アクセス良好。
福山城の最上階からは、福山市内を見渡すことが出来る。
福山城の観光も終わったので、山陽本線で倉敷まで戻ることに。福山から倉敷までは約４０分程で到着。
観光地ということもあってか、倉敷駅は大きく立派で駅周辺は栄えている。ただし、倉敷駅に新幹線の駅はないので注意。（新幹線との連絡は新倉敷駅。新倉敷駅は新幹線単独駅ではなく、山陽本線も停車する）
倉敷美観地区は、倉敷駅から徒歩で約１５分程。昔ながらの伝統的な建築物が立ち並ぶ地区であり、お土産屋も多数あり。
倉敷川沿いには桜がほんのり咲いており、とても落ち着く雰囲気。
倉敷美観地区内にある「大原美術館」に行ってみた。入場券で、本館、分館、工芸・東洋館、児島虎次郎記念館を見学することができ、中々のボリューム。
入り口で手荷物を預かってくれるサービスがあるので、荷物を預け、ゆったりと見学。見どころが多く、思っていたより楽しむことが出来た。
この美観地区内には、プロ野球で選手・監督として活躍された星野仙一氏の「星野仙一記念館」がある。星野氏は倉敷出身なのですね。（今回は初めて知りました）
倉敷美観地区の観光が終わり、山陽本線で倉敷から岡山へ。乗車時間は約２０分。
さて、ここで迷った。
何を迷ったかというと、この日に帰路に着くことは決めていたのだが、岡山から新幹線に乗り、さくっと東京に向かうか、それとも、山陽本線で１８きっぷで行けるところまで東に向かうか。
結果、前者を選択。
１８きっぷの効果を活かすなら、後者の選択もありと考えたのだが、自分のポリシーがそれを拒拒んだ。
そのポリシーというのが、「旅行中に一度利用した区間を利用しないこと」。
（既に、福山～倉敷を二度利用しているや、というツッコミがありそうだが、そこは例外として・・・。）
自分の中のルールというよりは、同じ区間を利用するのが私的に面白くないからである。（今回の福山〜倉敷のような例外もありますが）
その為、岡山から新幹線に乗り、青春１８きっぷを利用しての旅は、岡山で終了ということにした。
岡山駅の新幹線ホーム。向かい側の博多方面のホームに、レールスター車両が来たので、思わず撮影。レールスターは、今は「こだま」でも運用されているようである。
岡山始発の「ひかり」で帰ることにした。岡山から東京までは「ひかり」で４時間２０分程。急ぐ必要はないので、のんびりと帰路に就く。（ちなみに「のぞみ」だと更に１時間早い３時間２０分程で東京に着くことが可能）
ずっと在来線の普通列車（新快速とかも乗りましたが）に乗っていたので、新幹線の早さに感動（笑）
新幹線の早さ・便利さを改めて、感じることできた。
さて、今回の旅は、西に向かうというざっくり計画だけで、ほぼ行き当たりばったりな感じでした。事前に本当に行くつもりで決めていたのは、名古屋の「リニア・鉄道館」くらいである。
自分は、旅行に行くときは大抵、時間単位で細かくスケジュールを立てるのだが、たまにはこういうのもいいか（笑）と思いました。
青春１８きっぷの効力は活かしきれてないと思うが、１８きっぷ値段の元は取れており、自分のセオリーである「まったり旅」は出来たと思うので、結果良しな旅であったと思います。
次に青春１８きっぷで旅するときは、しばらく「西」はパスかな？
東北方面が有力。これから考えます。
青春１８きっぷ（２０１６春）の旅は、これにて終了。