
中野(なかの/Nakano)
JR東日本: 中央線快速、中央線・総武線各駅停車
東京メトロ: 東西線
【中野駅訪問日:2020年2月、2025年10月再訪】

東京都中野区にあるJR東日本と東京メトロの駅で、中央線快速電車、中央・総武線各駅停車、そして東京メトロ東西線が乗り入れている。
新宿から西へ延びる中央線の中核駅であり、通勤・通学客に加え、中野エリアを訪れる利用者も多い。
島式ホーム4面8線を有する高架駅で、JRと東京メトロが同一のホーム・改札口を共有している点が大きな特徴である。首都圏でもやや珍しい運用形態となっている。JR東日本と東京メトロの乗り換えは中間改札を介さずに行うことができ、改札口はホーム下に南口と北口の2か所が設けられている。


東京メトロ東西線は中央・総武線各駅停車と相互直通運転を行っており、当駅を境にJR線と地下鉄が一体的に運行されている。東西線の列車は緩行線を経由し、三鷹駅まで乗り入れる運用が設定されている。
列車種別や行先、時間帯によって使用するホームが柔軟に切り替えられている。
配線が複雑なため、中央・総武線各駅停車と東西線は、同一方向でも列車によって発着ホームが異なる場合がある。例えば、新宿・千葉方面行きの中央・総武線各駅停車では、当駅始発列車は1・2番線、三鷹方面から直通してくる列車は5番線を使用するなど、運用に特徴が見られる。




中央線快速電車は、当駅以西では平日に限り各駅停車となる。そのため、中野〜三鷹間では緩行線を走行する中央・総武線各駅停車と停車駅が同一となる。一方、中央特快・青梅特快などの特別快速系統は、中野〜三鷹間の各駅をすべて通過し、速達性を維持している。
駅の管理はJR東日本が行っているが、3・4番線は東京メトロ東西線専用のりばとして使用されている。このため、同ホームに設置された駅名標は、JR東日本のデザインフォーマットをベースとしつつ、東西線のラインカラーである水色が採用されており、両社の境界に位置する中野駅ならではの景観をつくり出している。
中野駅は、路線運行・配線・駅設備の各面において、JRと地下鉄が密接に交わる構造を持つ、首都圏でも特徴的な結節点である。



