【青春18きっぷ】東京〜大阪 山陰・山陽ルート モデルコース

青春18きっぷの5日間用を使えば、東京から山陰地方を経由し、普通列車(一部特急列車使用)だけで日本海側をたどるロングルート旅が楽しめる。東京から東海道本線と関西本線を乗り継いで大阪へ向かい、そこから山陰本線を西へ進み、鳥取・米子・出雲市を経て山口県へ。さらに関門海峡を渡って九州・小倉まで足を伸ばし、帰路は山陽本線で大阪へ戻る——この記事ではそのモデルコースを紹介する。
5日間の行程
■ 東京 → 大阪(所要約10時間30分)
東京から東海道本線に乗車。熱海・浜松・豊橋・名古屋で乗り継ぎ、関西本線(大和路線)経由で大阪へ向かう。名古屋で関西本線に乗り換える際は、乗り継ぎ時間に余裕を持たせ、名古屋駅ホーム上の立ち食いきしめんで一息つくのもよい。長丁場だが、車窓は富士山・浜名湖、そして関西本線区間の木津川の渓流など、変化に富んでいる。
※利用路線:東海道本線、関西本線、大和路線
■ 大阪 → 米子(所要約10時間)
大阪から福知山線で北上し、日本海側へ抜ける。福知山〜豊岡間は列車の接続の関係で、特急「こうのとり」を利用すると効率的(青春18きっぷは使用不可のため別途乗車券・特急券が必要)。豊岡から山陰本線に入り、城崎温泉を過ぎたあたりで車窓は一変。日本海の海岸線が続く区間となる。浜坂・鳥取を経て米子へ。
※利用路線:JR神戸線、JR宝塚線、福知山線、山陰本線
※特急利用区間:福知山〜豊岡(別途費用)
■ 米子 → 小倉(所要約10時間)
この旅のハイライトとなる、山陰本線の西半分を走る一日。ただ、山陰本線のこの区間は列車本数が少ないため、乗り遅れに注意。米子を出発し、出雲市で必ず乗り継ぎが発生する。出雲大社へ行く時間はないが、駅前の雰囲気だけでも少し味わうだけでも気分転換になる。浜田からは特急「スーパーおき」を1区間利用(浜田〜益田、青春18きっぷ使用不可のため別途費用)。益田から先は長門市方面へ進み、山口県をゆっくり西へ進む。下関で山陽本線に入り、関門海峡を渡って九州・小倉へ。
※利用路線:山陰本線、山陽本線、鹿児島本線
※特急利用区間:浜田〜益田(別途費用)
■ 小倉 → 大阪(所要約12時間)
九州の玄関口・小倉を朝に出発し、山陽本線を東へひた走る折り返しの日。下関・岩国・広島・糸崎・姫路と次々に乗り継ぎながら大阪を目指す。途中、広島で昼食をとるのもよい。単調に見えて山陽本線の車窓は海・山・工業地帯と意外に変化がある。終盤の姫路〜大阪間は乗客が増えてくるため、座席確保に注意。
※利用路線:鹿児島本線、山陽本線、JR神戸線
■ 大阪 → 東京(所要約9時間)
最終日は1日目とほぼ逆ルートで帰路につく。大阪から米原・大垣・豊橋・浜松・熱海と東海道本線を乗り継いで東京へ。行きとは異なり関西本線は使わず東海道本線の直通ルートとなる。浜松あたりで夕方になり、熱海を越えると見慣れた関東圏の風景に戻ってくる。
※利用路線:JR京都線、東海道本線
具体的な時刻は以下でご確認ください。
・Yahoo!乗換案内 → スマホでも手軽に調べられて便利です。
お得度:通常運賃との比較
| 区間 | 通常運賃(片道) |
|---|---|
| 東京→大阪(東海道本線、関西本線、大和路線、大阪環状線) | 約9,020円 |
| 大阪→米子(JR神戸線、JR宝塚線、福知山線、山陰本線) | 約6,050円 |
| 米子→小倉(山陰本線、山陽本線、鹿児島本線) | 約6,480円 |
| 小倉→大阪(鹿児島本線、山陽本線、JR神戸線) | 約9,010円 |
| 大阪→東京(JR京都線、琵琶湖線、東海道線本線) | 約9,020円 |
| 合計(区間毎の通常運賃合計) | 約39,580円 |
| ➡️ 青春18きっぷ5日間用 | 12,050円 |
| ➡️ 差額(お得額) | 約27,530円 |
宿泊地の目安
- 1泊目:大阪(ビジネスホテル多数・価格帯も広い)
- 2泊目:米子駅周辺(鳥取県西部の中心都市。県内では鳥取市と並びホテルの選択肢が多い)
- 3泊目:小倉(北九州最大のターミナル・宿泊しやすい)
- 4泊目:大阪(再び大阪泊)