◇伊勢・飛騨地方・金沢の旅 Part4◇
前回:伊勢・飛騨地方・金沢の旅(Part3)@高山と世界遺産・白川郷へ
伊勢・飛騨地方・金沢の旅・最終日。金沢からスタート。
行先は、金沢のメジャー観光地、兼六園と21世紀美術館。金沢駅から兼六園シャトルバスに乗り、まずは兼六園へ。
兼六園に到着。
兼六園は、国の特別名勝に指定されている日本庭園であり、金沢を代表する観光スポットでもある。
眺望台からは、白山山系の一部、戸室山、医王山などの山脈のほか、金沢市街地、加賀平野を見渡すことができる。(写真があまりよろしくない。苦笑)
根がせり上がった奇観が特徴的な根上松。13代藩主・前田斉泰が、若松を高い盛土に手植えし、徐々に土を除いて根をあらわしたものと伝えられる。
日本武尊(やまとたけるのみこと)の銅像。
明治10年(1880年)に西南戦争で戦死した郷土出身の将兵を祀った記念碑。なぜ「日本武尊」の像なのか?というのは様々説がある模様。
霞ヶ池。兼六園内で最も大きな池である。霞ヶ池の周辺には、栄螺山、内橋亭、徽軫灯籠、虹橋、唐崎松、蓬莱島といった名称が配置されており、廻遊しながら四季折々の庭景を楽しめるよう配慮されている。
19世紀中ごろに作られた日本で最古の噴水。霞ヶ池を水源としており、水面との落差で高さ約3.5メートルにまで吹き上がっている。
兼六園に隣接している金沢神社。学問の神である菅原道真を主祭神とし、受験シーズンには多くの受験生でにぎわう。
兼六園から近い場所にある金沢21世紀美術館へ。ガラス張りで円形な外観が特徴的。
館内は、有料エリアの「展示ゾーン」と、無料エリアの「交流ゾーン」に分かれており、「展示ゾーン」には奥深いアートスティックな作品が展示されている。「交流ゾーン」にはミュージアムショップやカフェレストランなどがある。
観光が終わり、再び金沢駅へ。
駅ナカでお土産散策もしたところで、北陸新幹線で帰路に就くことに。
「金沢から北陸新幹線に乗る」というのが、この旅の楽しみのひとつである。
まだ開業して2年半。真新しい新幹線の改札口。
現在の北陸新幹線の終着駅は金沢駅だが、将来的には福井・敦賀方面まで延伸する見込み。
乗車するのは、北陸新幹線の速達タイプ「かがやき」。昨年、上越妙高駅から「はくたか」には乗ってみたが、「かがやき」は初めての乗車である。
途中の停車駅は、富山・長野・上野のみで、金沢駅から2時間半ほどで終点の東京駅に到着。
新幹線に乗るたびに思っていることだが、さすが早い、そして速い。
富山から「立山黒部アルペンルート」を経由して、信濃大町から松本経由で「あずさ」に乗って帰ってくるのもありかなと思ったが、「金沢から東京まで、かがやきで帰りたい」という欲があったので(笑)、今回はこのようなルートとした。
伊勢・飛騨地方・金沢の旅は、これにて終了である。
□今回の移動行程・距離(鉄道移動のみ)
- 1日目
東京→名古屋(東海道新幹線):366km
名古屋→伊勢市(JR快速みえ):108.4km
伊勢市→二見浦(JR参宮線):6.4km
二見浦→伊勢市(JR参宮線):6.4km - 2日目
伊勢市→名古屋(JR快速みえ):108.4km
名古屋→下呂(JR東海道本線・高山本線):118.6km - 3日目
下呂→高山(JR高山本線):48.1km
富山→金沢(あいの風とやま鉄道線):59.4km - 4日目
金沢→東京(北陸新幹線):450.5km - 総移動距離
1272.2km