日本の最北端と最南端の鉄道駅について紹介。
最北端が北海道の「稚内駅」、最南端が鹿児島県の「*西大山駅」である。
*厳密には、西大山駅は「JR日本最南端」の駅。沖縄都市モノレール線の赤嶺駅が日本最南端。

ちなみに、稚内駅と西大山駅の距離は3095キロもあり、稚内駅から西大山駅に電車で行く場合、特急列車と新幹線を利用しても2日程要する。
青春18きっぷだと、使い切る前にたどり着けるのだろうか。
(鉄道マニアなら一度はチャレンジしてみたい?)
最北端「稚内駅」
【稚内駅訪問:2013年8月】
稚内駅へのアクセスは宗谷本線を利用。札幌から特急「スーパー宗谷」で所要時間は5時間程。途中、旭川を経由する(宗谷本線の起点は旭川駅)。
稚内駅に到着すると、「北と南の始発・終着駅」という看板が出迎えてくれる。

稚内駅のホームは1面1線の構造であるが、駅にはバスターミナル、道の駅、商業施設(お土産屋等)が併設されており、施設は充実している。。

線路終端に「最北端の線路」という看板が設置されており、最北端かつ終着駅という実感させてくれる。

前述の通り、最南端である鹿児島県の西大山駅からの距離は3095キロ。

稚内駅の北側に「稚内港北防波堤ドーム」があり、長さは427メートル程あるらしい。
(端から端まで歩くのに時間がかかります)

その他に、駅から近い観光スポットしては、野寒布岬(ノシャップ岬)がある。
稚内は、都市部から電車で訪れるには時間がかかるが、所々「最北端」の雰囲気を感じさせてくれる場所である。
最南端「西大山駅」
【西大山駅訪問:2013年1月】
西大山駅は、指宿枕崎線の駅。アクセスは、鹿児島中央駅から1時間半程。
駅のホームから見える開門岳が絶景。天気が良い日がオススメ。
是非、「日本最南端の駅」看板と一緒に、一枚パシャリ。

最東西南北の駅の紹介。いつか、最西端の佐世保と、最東端の東根室にも行ってみたい。

駅の外はには綺麗に手入れされた花壇があり、写真左側(見えづらいが)には「幸せの鐘」という鐘がある。

駅から少し歩くと西側に踏切があります。ここが最南端の踏切だろうか?
ここからも開聞岳がよく見える。(良いシャッターポイント!)

駅の側にある、「幸せを届ける黄色いポスト」。

稚内も西大山も、是非また訪れたいお勧めなスポットである。
当方は関東在住なので訪れるのは大変だが、そこに行くまでがまた楽しい。