今回は、広島の原爆ドーム・平和記念公園と、宮島・厳島神社を観光。
原爆ドームと厳島神社は世界遺産になっており、前回の石見銀山に続いての世界遺産観光となる。
まずは原爆ドーム。原爆によって破壊された旧広島県産業奨励館の残骸であり、原爆による被爆の惨禍を伝える歴史の証人として、核兵器の廃絶と恒久平和を求める誓いのシンボルとして、1996年に世界遺産(文化遺産)に登録された。
平和記念公園内にある「原爆の子と像」。像の高さは9メートルで、その頂上には折り鶴を捧げ持つ少女のブロンズ像が立ち、平和な未来への夢を託している。その像の周りに配置されているケースの中は、色鮮やかなたくさんの折り鶴が展示されている。
原爆死没者慰霊碑。中央の石室には、国内外を問わず、亡くなった原爆被爆者すべての氏名を記帳した名簿(原爆死没者名簿)が納められている。慰霊碑のアーチを正面からのぞくと、平和の灯と原爆ドームが一直線上に見える。
広島平和記念資料館。広島の原爆の惨状を後世に伝えるための施設として、被爆資料や遺品が展示されている。2017年12月現在、本館は改修工事中で、東館のみ見学可能となっている。
原爆ドーム・平和記念公園を後にし、次は宮島・厳島神社へ。
「本通駅」から広島高速交通(アストラムライン)に乗車し、「新白島駅」でJR山陽本線に乗り換える。アストラムライン新白島駅の斬新なデザインに少し目を奪われた。
宮島口駅に到着。宮島フェリーが乗り入れており、JRでは唯一の「鉄道と航路の連絡駅」となっている。
宮島フェリー乗り場は、宮島口駅の南側地下道を横断したすぐの場所にある。
宮島への所要時間は10分程。フェリーは日中時間帯は15分毎に運行されている。
宮島(厳島神社)は、宮城の松島、京都の天橋立と並ぶ日本三景のひとつである。フェリーの中から、厳島神社の大鳥居を望むことができる。
宮島フェリー乗り場(宮島桟橋)に到着。宮島には厳島神社を始め、五重塔、宮島ロープウェイ、宮島水族館など、様々な観光スポットが存在する。
宮島桟橋から歩くこと約10分。石造りの鳥居が見えてきた。
宮島の至る処にいる鹿達。石鳥居〜拝殿入口間の参道にて、その姿を多く見ることができる。
厳島神社の拝殿入口に到着。全国に約500社ある厳島神社の総本社であり、1996年に世界遺産(文化遺産)に登録された。
厳島神社の建物の大部分は海域に建てられており、満潮時には建物が海上に浮かんでいるように見える。干潮時は、大鳥居まで歩いていけると言われている。
平清盛はこの厳島神社と深い関わりがあり、平清盛により現在の海上に立つ大規模な社殿が整えられた。
厳島神社の境外には、平清盛を祭神とする清盛神社が鎮座している。
広島観光が終わり、広島駅へ。新幹線で帰路につく。(東京まで4時間の旅)
島根(出雲大社、玉造温泉、石見銀山)・広島(原爆ドーム、平和記念公園、厳島神社)観光
〜完〜