ふと思い立って、電車で旅をしたくなるときがある。
遠出とまでは言わないが、ちょっとした旅の気分を味わうために、普段あまり利用しない路線で、ぶらりと出掛けてみることにした。
今回のルートは以下の通り。
- 松戸駅→取手駅(JR常磐線)
- 取手駅→守谷駅(関東鉄道常総線)
- 守谷駅→南流山駅(つくばエクスプレス)
- 南流山駅→西船橋駅(JR武蔵野線)
松戸駅からスタート。最初は、常磐線快速列車で我孫子駅を目指す。
当方は総武線ユーザーなのだが、普段を利用する機会のない常磐線に久々に乗車すると、松戸〜柏間の快速通過の5駅(北松戸・馬橋・新松戸・北小金・南柏)をノンストップで駆け抜ける快速列車に中々の爽快さを感じる。
松戸から2駅目、我孫子駅に到着。
我孫子駅は、成田方面へ向かう成田線(我孫子支線)との分岐点となる駅である。
我孫子駅で途中下車した目的は弥生軒で名物の「あの蕎麦」を食べること。
その名物の蕎麦とは「唐揚げそば」。この唐揚げ、結構ボリュームがあり、げんこつ大ほどの大きさがある。今回は唐揚げ2個入りを注文した。そばつゆと絡んだ唐揚げの衣がまた絶品である。
唐揚げは持ち帰りも可能であり、自分が蕎麦を食べている最中、唐揚げを10個オーダーし、お持ち帰りしている人がいた。常磐線のグリーン車に揺られながら、唐揚げを頬張るのも悪くないな・・・。それは次の機会に。
再び常磐線快速列車に乗車。利根川を渡ると茨城県に入り、間も無く取手駅に到着。
常磐線快速列車と各駅停車は、取手駅が運転系統上の終点となるが、各駅停車が取手駅(及び、1つ手前の天王台駅)まで運行するのは、朝・夕のラッシュ時間帯のみである。
関東鉄道常総線に乗り換え。常総線は茨城県を南北に走る、取手駅〜下館駅を結ぶ路線である。
先ほどまで乗車していた常磐線とは打って変わり、2両編成ワンマン運転の常総線は、ローカルな雰囲気を漂わせ、旅気分を高めてくれる。
取手駅から20分程乗車し、守谷駅に到着。
常総線の改札口を出ると、目に飛び込んで来たのは、つくばエクスプレスの近代的な駅舎である。
つくばエクスプレス(秋葉原〜つくば)は、2005年8月に開業した関東の中でも新しい路線の一つである。
ちょうど、守谷始発の秋葉原行きの列車が来たので、これに乗車。
流山セントラルパーク駅を過ぎると間も無く地下に入り、南流山駅に到着。つくばエクスプレスは全20駅の内、9駅もの駅が地下に存在している。
最後は武蔵野線に乗り換え、西船橋へ。
以上で、近郊ぶらり旅は終了である。
余裕があれば、常総線で守谷で降りずに、終点の下館まで行ってみてもよかったのだが、そこまで行くと小旅行になるので・・・今回は控えめにしました(笑)