ふと思い立って、電車で旅をしたくなるときがある。

遠出とまでは言わないが、ちょっとした旅の気分を味わうために、普段あまり利用しない路線で、ぶらりと出掛けてみることにした。

今回のルートは以下の通り。

  1. 松戸駅→取手駅(JR常磐線)
  2. 取手駅→守谷駅(関東鉄道常総線)
  3. 守谷駅→南流山駅(つくばエクスプレス)
  4. 南流山駅→西船橋駅(JR武蔵野線)
近郊ぶらり旅 〜我孫子・取手・守谷〜
近郊ぶらり旅 〜我孫子・取手・守谷〜

松戸駅からスタート。最初は、常磐線快速列車で我孫子駅を目指す。

当方は総武線ユーザーなのだが、普段を利用する機会のない常磐線に久々に乗車すると、松戸〜柏間の快速通過の5駅(北松戸・馬橋・新松戸・北小金・南柏)をノンストップで駆け抜ける快速列車に中々の爽快さを感じる。

松戸から2駅目、我孫子駅に到着。

我孫子駅 常磐線快速乗り場
我孫子駅 常磐線快速乗り場

我孫子駅は、成田方面へ向かう成田線(我孫子支線)との分岐点となる駅である。

我孫子駅 駅名標
我孫子駅 駅名標

我孫子駅で途中下車した目的は弥生軒で名物の「あの蕎麦」を食べること。

我孫子駅 弥生軒
我孫子駅 弥生軒

その名物の蕎麦とは「唐揚げそば」。この唐揚げ、結構ボリュームがあり、げんこつ大ほどの大きさがある。今回は唐揚げ2個入りを注文した。そばつゆと絡んだ唐揚げの衣がまた絶品である。

唐揚げは持ち帰りも可能であり、自分が蕎麦を食べている最中、唐揚げを10個オーダーし、お持ち帰りしている人がいた。常磐線のグリーン車に揺られながら、唐揚げを頬張るのも悪くないな・・・。それは次の機会に。

弥生軒の唐揚げそば
弥生軒の唐揚げそば

再び常磐線快速列車に乗車。利根川を渡ると茨城県に入り、間も無く取手駅に到着。

取手駅 常磐線快速乗り場
取手駅 常磐線快速乗り場

常磐線快速列車と各駅停車は、取手駅が運転系統上の終点となるが、各駅停車が取手駅(及び、1つ手前の天王台駅)まで運行するのは、朝・夕のラッシュ時間帯のみである。

取手駅 駅名標
取手駅 駅名標

関東鉄道常総線に乗り換え。常総線は茨城県を南北に走る、取手駅〜下館駅を結ぶ路線である。

取手駅 関東鉄道常総線乗り場
取手駅 関東鉄道常総線乗り場

先ほどまで乗車していた常磐線とは打って変わり、2両編成ワンマン運転の常総線は、ローカルな雰囲気を漂わせ、旅気分を高めてくれる。

取手駅から20分程乗車し、守谷駅に到着。

守谷駅に到着した常総線
守谷駅に到着した常総線

常総線の改札口を出ると、目に飛び込んで来たのは、つくばエクスプレスの近代的な駅舎である。

つくばエクスプレス(秋葉原〜つくば)は、2005年8月に開業した関東の中でも新しい路線の一つである。

つくばエクスプレス 守谷駅
つくばエクスプレス 守谷駅

ちょうど、守谷始発の秋葉原行きの列車が来たので、これに乗車。

守谷駅 つくばエクスプレス乗り場
守谷駅 つくばエクスプレス乗り場

流山セントラルパーク駅を過ぎると間も無く地下に入り、南流山駅に到着。つくばエクスプレスは全20駅の内、9駅もの駅が地下に存在している。

つくばエクスプレス 南流山駅
つくばエクスプレス 南流山駅

最後は武蔵野線に乗り換え、西船橋へ。

JR武蔵野線 南流山駅
JR武蔵野線 南流山駅

以上で、近郊ぶらり旅は終了である。

余裕があれば、常総線で守谷で降りずに、終点の下館まで行ってみてもよかったのだが、そこまで行くと小旅行になるので・・・今回は控えめにしました(笑)

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