岩手県の海沿いに位置する宮古市の中心駅「宮古駅」。
以前に岩手旅行で宮古を訪れ、宮古駅が印象に残ったのを覚えている。
特に、夕暮れに映る水色の屋根の駅舎が非常に印象的であった。(以下写真参照)

尚、現在の宮古駅の駅舎は2012年12月に改装されており、本記事内の宮古駅は旧駅舎である。
宮古駅の概要
【宮古駅訪問:2012年9月】
宮古駅は、JR山田線と三陸鉄道の北リアス線が乗り入れている駅である。
岩手県の中心駅である盛岡駅からは、JR山田線で2時間程。
宮古駅からは、三陸鉄道を利用して久慈方面にアクセス可能。
釜石方面の列車は東日本大震災の影響により不通となっている。
→宮古〜釜石間は、2019年3月に営業再開・三陸鉄道へ移管された。

駅前は広い造りになっており、複数のバス乗り場が存在する。
宮古駅へは、東京や盛岡駅からの長距離バス含め、多方面からバスが乗り入れている。

駅舎内には、みどりの窓口や売店があり、施設が充実している。

JRの駅は、地上ホーム2面3線の造り。
互いのホーム跨線橋で連絡しており、1面1線ホームが改札口に面している。
三陸鉄道は、JRホームの西側に単式ホーム1面1線を持つ地上駅となっている。
(JRと三陸鉄道の駅舎は別々である)

JR山田線は、現在は盛岡方面の運行のみ。

駅に、東日本大震災の復興応援メッセージの寄せ書きが飾られていた。(現在も飾られているのだろうか?)
宮古市もの被害が大きかった地域である。
宮古駅周辺は大きな被害がなかったが、山田線・三陸鉄道沿線の駅は、津波による被害が出ている駅がいくつかある。

宮古駅から浄土ヶ浜へ
宮古駅から近い観光地のひとつとして「浄土ヶ浜」がある。
宮古駅からのアクセスは路線バスで20分程。
浄土ヶ浜は、宮古市にある海岸で国の名勝に指定されており、三陸海岸を代表する景勝地のひとつである。
「みやこ浄土ヶ浜遊覧船」では、遊覧船とウミネコの群れとの並走が楽しめる。
