駅名
盛岡(もりおか/Morioka)
乗り入れ路線
JR東日本:東北新幹線(北海道新幹線直通含む)、秋田新幹線、東北本線、田沢湖線、山田線
I G Rいわて銀河鉄道:いわて銀河鉄道線
駅詳細
岩手県盛岡市にある同県の中心駅であり、東北新幹線(北海道新幹線直通含む)と秋田新幹線、東北本線、田沢湖線、山田線、IGRいわて銀河鉄道線が乗り入れている。新幹線の全営業列車が当駅に停車し、当駅から東北・北海道新幹線と秋田新幹線が分岐するため、在来線と共に運行上の要となる駅である。
東北新幹線が開業した1982年から20年間、長らく東北新幹線の北の終着駅を務めていたが、2002年の盛岡以北の延伸(盛岡〜八戸間が開業)に伴い、終着駅を八戸駅へと譲ることになった。(その後、2010年に新青森まで延伸)
新幹線
新幹線は島式ホーム2面4線の高架駅であり、改札階およびコンコースは2階、ホームは3階に位置している。JR在来線とは連絡改札口を通じて、乗り継ぎが可能となっている。
11・12番線が東京方面、13・14番線が新青森・秋田方面となっており(13番線は東京方面の列車の発着あり)、11番線と14番線ホームでは「はやぶさ」と「こまち」の連結・切り離しが行われる。「こまち」はホームの北寄り(秋田寄り)、「はやぶさ」はホームの南寄り(東京寄り)が停車位置となっている。「はやぶさ」は新青森または新函館北斗までの運転を基本としているが、当駅までの運行である「やまびこ」は全列車が東京方面への折り返し(当駅始発)となる。
JR在来線、IGRいわて銀河鉄道線
JR在来線は島式ホーム4面8線、IGRいわて銀河鉄道線は島式ホーム1面2線の地上駅。東北本線、田沢湖線、山田線、IGRいわて銀河鉄道線は、当駅が路線上の起点または終点であり、ほぼ全ての列車(一部の直通列車を除く)が当駅始発・終着となる。好摩駅を起点としているJR花輪線は、全列車がいわて銀河鉄道線を経由して当駅まで乗り入れている。
JRとIGRいわて銀河鉄道の改札は別々となっているため、両線を乗り継ぐ場合は一旦改札外に出る必要があるが、東北本線といわて銀河鉄道線を直通する列車が一部設定されている(JRホームから発着)。
東北本線は、東北新幹線の盛岡以北の延伸に伴い、盛岡〜青森間が第三セクター鉄道(IGRいわて銀河鉄道、青い森鉄道)に移管されたため、元々は青森駅であった東北本線の終点が、当駅へと変更となった。以前は、青森や北海道方面等へ向かう特急列車が発着されていたが、現在当駅を発着する列車は、定期列車では普通列車(快速含む)のみとなっている。
駅東口の駅名表記には、盛岡が故郷である石川啄木の筆跡で、「もりおか」の文字が記されている。
駅前バスターミナルからは、県内の各方面への路線バスや、東京や仙台といった各都市間を結ぶ高速バスが運行されている。
(盛岡駅訪問日:2023年3月)