駅名
新大阪(しんおおさか/Shin-Osaka)
乗り入れ路線
JR東海 :東海道・山陽新幹線(九州新幹線直通列車含む)
JR西日本:JR京都線(東海道本線)、おおさか東線
Osaka Metro:御堂筋線
駅詳細
大阪府大阪市にある駅で、東海道・山陽新幹線とJR在来線、大阪メトロ御堂筋線が乗り入れる。大阪府における新幹線の玄関口であり、東海道新幹線の終点、山陽新幹線の起点となっている。また、山陽新幹線と相互直通運転を行なっている九州新幹線の列車も当駅に乗り入れている。
新幹線の高架ホームが東西方向に伸びており、南北方向に伸びる在来線の地上ホームと御堂筋線の高架ホームが新幹線の高架ホームの下を潜るかたちで直角交差している。在来線ホームは東側(東京寄り)、御堂筋線ホームは西側(博多寄り)に位置している。
JR東海とJR西日本の境界駅であり、新幹線はJR東海、在来線はJR西日本の管轄となっている。JR東海の管轄駅としては、当駅が最西端となる。
当駅は、大阪市北部の中心市街地である大阪駅・梅田駅周辺から淀川を挟んで北寄り約3kmの場所に位置しており、当駅と大阪駅間のアクセスは在来線で約4分である(1駅)。
東海道・山陽新幹線(九州新幹線)
新幹線は、島式ホーム3面6線と単式ホーム2面2線(間に島式ホーム、両端に単式ホーム)を有する合計5面8線の高架駅であり、東京駅(島式ホーム3面6線)を上回る規模となっている。新幹線ホームは20〜27の番号が振られており、20〜22番線は山陽・九州新幹線(博多方面)、23〜27番線は東海道新幹線(東京方面)の列車が発着する。
東海道新幹線と山陽・九州新幹線の多くの列車が当駅で折り返されるほか、「のぞみ」と「ひかり」は、東海道・山陽新幹線を直通する列車が運行されている。「のぞみ」の運行本数は最も多く、「ひかり」「こだま」などを含めた全列車の半数以上を占めるが、東京方面からの「のぞみ」の5割強が山陽新幹線の博多方面に、博多方面からの「のぞみ」のほぼ全ての列車が東海道新幹線の東京方面に直通運転を行なっている。
山陽新幹線を経由して九州新幹線に直通する「みずほ」と「さくら」は当駅を起点としており、最速達タイプの「みずほ」が当駅〜鹿児島中央駅間を最短で約3時間45分で結んでいる。(尚、山陽新幹線内における「みずほ」の停車駅は、「のぞみ」とほぼ同等である)
JR在来線
JR在来線は、島式ホーム5面10線の地上駅。のりばは西側から1〜10の番号が振られており、新幹線から乗り換え専用改札口を経由して乗り換える場合、手前側から1番のりば(京都方面のりば)となる。
乗り入れている路線は、東海道本線とおおさか東線であるが、東海道本線は愛称区間である「JR京都線」の名称が旅客案内上では用いられている。大阪・尼崎方面の列車は、直通先であるJR神戸線、JR宝塚線(福知山線)の名称で案内されている。特急列車は、普通・快速列車とは区別されて案内されている。当駅に乗り入れている特急列車は以下の通り。
- サンダーバード(敦賀方面)*大阪駅始発
- ひだ(高山方面)*大阪駅始発
- くろしお(和歌山・白浜方面)*当駅始発(一部京都駅始発)
- はるか(関西空港方面)*京都駅始発
- こうのとり(福知山・城崎温泉方面)*当駅始発
- スーパーはくと(鳥取・倉吉方面)*京都駅始発
- らくラクはりま(通勤特急)
- らくラクびわこ(通勤特急)
- らくラクやまと(通勤特急)
おおさか東線は当駅と起点としており、奈良駅と当駅を結ぶ「直通快速」が久宝寺駅から大和路線(関西本線)を経由して運行されている。
Osaka Metro 御堂筋線
Osaka Metro 御堂筋線は、島式ホーム1面2線の高架駅。新御堂筋(国道423号)の上下線に挟まれており、プラットフォーム全面が屋根で覆われている。運行形態は、梅田方面からの列車は約半数が当駅で折り返す。当駅から大阪市南部のターミナル駅である天王寺駅を目指す場合、JRの場合は途中の大阪駅で乗り換えが必要であるのに対し(特急列車を除く)、御堂筋線は乗り換えなし(約20分)でアクセスが可能である。
(新大阪駅訪問日:2022年8月)